コンサル

近日パンフレットUP予定

弊社のコンサルティングの特色

コンサルタントというと、専門知識を持った指導者を想像する方も多いかと思います。
では、アドバイス、カウンセリング、コーチング、トレーニング、ティーチング、などと、何が違うのか、は、明確に分かっている人は、少ない――と、どのサイトにも書かれています。
代表者である私、林が初めてコンサルタントを依頼されたのは、大手家電メーカーの特約店の経営コンサルティングでした。当時、まだ20代だった私には、経験も知識も不足していましたが、少なくとも、私が経営していた小さな特約店は、創業間もなく、毎月、ある部門の売り上げが、全国で2位という驚きの成績だったことで、営業部長さんから、何をしたらこんなに売れるのか、と尋ねられ、考え方をお話しすると、即座に、そのメーカーからコンサルとして巡回して欲しい依頼されたのでした。そして、各地を一巡して帰郷し、1カ月後頃から、次々と、売り上げが〇倍に増えた、と感謝を伝えに来て下さる経営者が後を絶たず、自分は向いているかもしれないと思った次第でした。

その後、私は、かねてよりやりたかった教育の世界にどっぷりと漬かり、10年かけて、我が国で初めて、論文作成メソッドと指導法(頭の使い方と論文作成手順を解説し、早い人は、20分で、遅くても1カ月で、正当な論文作成ができる教法)を構築しました。
これが国立教育大学で教科書となり、次々と国公立大学で教材として活用頂くようになり、論理思考力育成のトレーニング方法も、人物力育成の方法も、構築し、全国の大学で就職対策の人物力育成トレーナー&講師として活動させて頂きました。もちろん、たとえば、大学受験では、私がアドバイスした受験生は、ほぼ100%が第1志望に合格し、大学生も、公務員・教員で100%の合格実績をあげるという経験をしました。

一方、大学で仕事を初めて4~5年後頃から、卒業して社会に出てからのスキルアップで苦しんでいる、人間関係で苦しんでいるという相談を受ける機会が増え、いつしか、経営者様からの相談も受けることが増えて参りました。そうした中で、世間では、気づけばVUCA時代という混迷を極める時代を迎え、PDCAでは成功率64%しかないので、『だれか助けてくれ』という悲鳴を、しばしば聞くようにもなりました。

これまで、私どもがコンサルティング・コーチング・アドバイス等を行った企業・組織の数は、100は超えるかも知れません。
飲食業、建築関係、水産業、医療、学校、大学、芸能、広告、放送局、酪農、旅館、旅行代理店、不動産業、自治体―――と、実に多くの方の相談を受け、対応して参りました。
その中で、私が感じていることは、色々なコンサルタントに相談される企業様は、最初、一社のコンサルで満足して、経営に戻られるのですが、しばらくすると、根本的な解決をしていないことに気づき、更に別のコンサルを依頼される――という状況になりがちです。

経営は暗中模索な部分はありますので、それもやむを得ない面もあると思いますが、どうすれば、一度で解決できるのでしょうか。

カウンセリング>コンサルティング>コーチング>トレーニング&アドバイス

大切なことは、原点に戻ってみることです。
たとえば、飲食店を経営する方が、どうも客足が定着しない、と嘆いても、当然の立地であるかも知れませんし、メニューが他店に勝てないかも知れません。しかし、今の状況が何によるのかは別として、この店を、人気店にするには、何を持ってくれば良いか、何をお客様に提供すれば良いか、それを実現するには、何を準備するべきか、とディールカーネギーの「道は開ける」宜しく――、目指すところを、実現するために必要となる背景、要因、経緯を、すべて揃えるという取り組みは可能です。一方で、この店に来なければ得られない魅力を、しっかりと用意し提供する工夫が必要です。しかし、多くの事業が、ここまでの努力だけで、爆発的人気店になる可能性を手に入れることができます。

そうした取り組みを提案することが、コンサルティングだと思いますが、実は、どの組織においても、もっとも悩んでおられるのが、人間関係の問題です。もちろん、カスタマーハラスメントも含めて、相手のモラル意識が受容できず、攻撃的な言葉にショックを受けてしまう、ということは、大変、多いと思います。
そこで、人間関係の問題だけは、容易ではない―――と、感じられる経営者様が多いようです。
ちょっとした言葉遣いがハラスメントとなり、精神的に傷ついて出社できなくなる人もあります。職場の人間関係では、ちょっとした態度や表情次第で、無視されて――、睨まれて――怖くてもう無理、という若手社員も出て来ます。それがしんどいと感じ始めると、次々と、全部が攻撃的に感じてしまい、もう、辞めたい、となることもあります。

私は、大学内でのカウンセリングも経験し、自殺しかけている学生さんを、元気に復帰できるまでサポートするという経験を何度も致しました。その経験のお陰で、私は、どのような人間関係の問題も、すべて、『 個 』の問題として捉えます。
すべては、個の中に、原点があります。そして、そこを無視しても、決して最終的な解決には至らないのが、人間関係の問題です。

更に、コンサルであれ、カウンセリングであれ、コーチングであれ、クライアントの方が、どう説明されるか、がとても重要ですので、聞き取りを丁寧に行います。そこをいい加減に行うと、結果として、コンサルタントの独りよがりのアドバイスを押し付けることになりかねません。コンサルティングでは、私どもは、他のコンサルをお受けになられて、どうしようも無かった時に、いらして頂くと良いかと考えています。最終的に、私が、行うことは、認識基盤の改善であり、それは、ものの見方考え方の修正であり、それによってのみ、新たな捉え方や取り組み方が、有効になることが多いです。単に、知識を覚えて頂くことではないので、教育ではありません。考え方や取り組み方など、もっておられる知識や背景、基盤となる考え方や、認識、価値観が、何を生み出したかを確認させて頂くことでしか、なぜ、いまの状況になったのか、が分からないからです。

従いまして、私どもが提供するコンサルティング、は、根っこにカウンセリング技巧を用い、かつ、未来の夢や目標を目指して、どうするかを共有するコーチングを施し、ときには更に、改善、改革を実現できるスキルトレーニングを実行し、確実に実現していく――という取り組み方です。成功率64%しかないPDCAに頼るのではなく、夢や理想、目的をかみ砕いて、そこにリスペクトする要因を見出して認識改善を進め、それによって、モチベーションを確保してから、具体的な取り組みの詳細の中で、初めてPDCAを活用する―――というU理論を活用した取り組みが特徴です。

ある保険会社の部長が、おいでになり、部下との世代間ギャップで、ほとほと困っている、と疲れた表情で仰いました。
それは、個々の社員の人間性に問題があるとか、能力が低いといったことでは無く、こちらの指示が理解されず、激励が励ましと受け止められない――何もかもが、全く違い過ぎて、うまく伝わらないんだとの嘆きでした。そこから、私が申し上げたことは、20分程度、世代の違いは、何が違うのか、の背景の説明と、そのずれは、解決することではなく、活かすべきことだという、価値観・認識の改善でした。すると、話を聞いた部長さんは、驚いたことに、いま、この僅かな時間で、部下のことが愛おしいと感じるようになった、脳が生まれ変わったことが分かる、と飛び上がらんばかりに感動して下さり、早く帰って部下の顔が見たくなったから、とスキップでもしそうな勢いで帰られました。

どんなことでお困りでも、ひとまず、私どものコンサルを受けてみて下さい。

Foster Ltd.
Curation Skill. Com事業部
取締役 林 克哉